どのようなにおいも総合的に判定できる人の鼻による官能検査は、最良の口臭判定法だといえます。
実際の官能検査では、使い捨てのチューブの一端を患者さんにくわえてもらい、口の中の息を静かに吐いてもらいます。
そして、もう一方の端で検査者がにおいを嗅いで判定します。プライバシーを保護するために、患者さんと検査者との間にはスクリーンが置かれています。
官能検査では2通りの口臭を検査します。1つは口の中の息で、短く「はっ」と吐いてもらいます。もう1つは、肺、気道からの息で、深い息を「ふ-っ」と長く吐いてもらいます。
からだの病気が原因で発生する口臭の場合には、後者のにおいが強くなります。
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