胎盤はエストロンもつくます。また脂肪組織もそうなので、太っている女性は、更年期に特有のほてりや骨が細くなるなどの症状を経験しないことが多いです。
卵巣が毎月のエストラジオールの流出を止めても、たっぷり余っている脂肪がエストロンをつくってくれるからです。
筋肉もりもりの女性も更年期を元気にすごします。体力があって、心臓が丈夫で、骨も長年のジム通いで鍛えられているということもありますが、筋肉がエストロンを少々つくってくれるからでもあります。
エストロゲンパッチや馬の尿を化学合成したもののことなど考えなくてすむ女性には、バストアップをはじめ、閉経から死ぬまで、エストロンが主たるエストロゲンになります。
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